さらなる成長を求めて入社 | 組織の成長フェーズに向き合えるのが強み

ITコンサルティングやPMOを専門にサービスを展開するCistree。今回は、そんなCistreeに5人目の社員として入社し、今年で3年目を迎えた青木(あおき)さんにお話を伺いました。


・年齢:41歳(2023年10月時点)


新たな可能性を追及した39歳での転職|少人数のスタートアップへの挑戦



ーCistreeに入社されたのは約2年前で、5番目に入社したと伺いました。Cistreeに入る以前は何の仕事をされていたんですか?

青木:IT業界に入ったのは6年前です。前職では光通信グループに所属しており、事業会社で開発責任者をしていました。自社の開発メンバーとベンダーを繋ぐ、いわゆるPMに近い仕事です。

自社と外部との橋渡し役として、ステークホルダーと適切にコミュニケーションを取るのは自分に合っていて、やりがいや楽しさは感じていました。

しかし前職の評価制度が「どれだけ件数をこなせるか」であったため、精神的にも体力的にも疲弊してしまった面もあったのだと思います。結果として、転職を決意しました。

転職活動中は、ITコンサルタントやPM・PMOのように、ハードスキルだけでなく、ソフトスキルも必要とされる仕事を中心に見ていました。自分の年齢的にも「最後の転職にしよう」という覚悟を持っていたので、働きたいと思える会社を徹底的に追求しましたね。


ー職種はおおよそ定めていたんですね。PMO・ITコンサルティング会社の中で、Cistreeを選んだ決め手は何ですか?

青木:Cistreeを選んだ最大の決め手は、社長の人柄ですね(笑)。「この人の力になりたい」と不思議と思ってしまう人間的な魅力が、古田社長にはありました。会社と社員を大事にしているという気持ちが伝わってきたんですよね。

また、転職したときのCistreeは社員が4人しかいなかったため、入社した場合は5人目の社員になるという状況でした。今後はプレイヤーとしてだけでなく、組織の仕組みにも貢献したいと思っていたことも重なり、Cistreeは魅力的に映りました。

もちろん自身の給与にも関心がありましたが、そこもクリアしていました。会社の雰囲気も私が求めていたものと合っていたので、入社しない選択肢はなかったです。


ー39歳(転職活動時)で、社員が4名しかいない会社に入る際、不安はなかったのですか?

青木:不安はなかったですね。むしろ現状に満足せず成長し続けたいと思っていましたので(笑)。

立ち上げたばかりの会社の初期メンバーになれることの方が魅力的でした。成長フェーズのCistreeでなら、共に成長できるに違いない。とポジティブに考えていましたね。

間違いなく、組織全体のことを考えられるようになった。


ー実際にCistreeに入ってみて、変わったことがあれば教えていただきたいです。

青木:組織全体を考えられるようになりましたね。年齢に拠る部分もあると思いますが、自分だけではなく会社全体・社員全員のことを考えられるようになりました。

Cistreeはまだ比較的小さめの組織です。だからこそ自分のやるべきことが明確にわかるようになった。

前職までは、自分の給料が増えたり自分の評価が上がったりするのが嬉しくて、それが大きな原動力でした。

しかしCistreeに入って、自分が仕事をする上で「組織のためになっているのか」という視点を持てるようになりました。こうした視点を持てるようになったのは、会社の成長が、私を含めメンバー全体の成長にも繋がる。と考えられるようになったからでしょう。


ーとても素敵な考え方ですね!Cistreeにはどんな方が多いのでしょうか?

青木:意外と自分のことを客観的に見ている人が多い気がします。多様性を認める文化が醸成されています。だから、自分と異なる意見の人がいても、素直にアドバイスを受け入れることができるんです。

それゆえに衝突や揉め事がほとんどないので、本音を言い合えているか心配になることは時々ありますが...(笑)

ですが弊社には1on1や定例ミーティング、社員同士のコミュニケーションが適度にあるので、それぞれが意見を伝える場所は十分にあります。

また、給料だけに固執している人はいないかもしれません。

確かに給料が上がれば嬉しいですけど、働く原動力はお金だけではないといった感じでしょうか。やりがいや自己成長など、稼ぐこと以外をモチベーションにしている方が多く、私自身も良い刺激をもらっています。


ー日頃から会社全体のことを見ながら働いている青木さんが、普段から心がけていることを教えていただけますか?

青木:「伝える」ではなく「伝わる」ことに最大限の意識を払っています。ITコンサルタントはコミュニケーションの精度が大切です。

例えば経営陣からの声を現場にただ落とすだけなら誰にでもできます。ですが、実際には現場が抱えている悩みや、組織課題を理解した上でコミュニケーションを取らないとコンサルタントとしてバリューを発揮できません。また同じ「言葉」であっても、現場によって若干意味が異なることもしばしば。その調整役としてうまく機能できているとき、とてもやりがいを感じます。

また当事者として、責任を持ってプロジェクトを前に進めることを意識しています。

もちろん仕事は完璧を目指すのですが、プロジェクトは綺麗事だけではうまくいきません。ときには泥臭く仕事を進めることも大切にしています。元々は完璧主義だったのですが、今の職についてから、考え方も少しずつ変わってきたのかもしれませんね(笑)。



会社と一緒に成長してくれる仲間と働きたい


ー2年間会社と共に歩んできた青木さんだからこそわかる、Cistreeの強み・弱みを教えてください。

青木:一つはメンバー間で意見を言い合えるフラットな文化です。Cistreeでは中途採用者が多いこともあり、年齢を気にせずにメンバー間で意見を交換できます。ああでもない、こうでもないと意見を言い合い、ときには社長に上申ができるのは強みだと思います。

弱みとしては、当社にはまだ明確な評価制度がないことでしょうか。でも、逆に言えばそういったフェーズの会社の仕組み構築にかかわれることは大きなメリットかもしれません。

私自身「会社を成長させたい」という思いで入社したので、採用や社内の仕組み化に関われる機会を探っているところです。

今は現場に入ってITコンサルタントとして働いていますが、ゆくゆくは社内統制にも挑戦してみたいです。

今はまだ、従業員数が10人程度ですが、これから50人、100人...と増えていくでしょう。そんな会社の成長フェーズが見られるのが、たまらなく楽しみです。


ー最後の質問になります。これからCistreeに、どんな人が入ってきてくれると嬉しいですか?

青木:熱意があって、明確な目標を掲げて、達成に向けて努力できるような人です!もちろん合理性も大切だと思いますが、熱量や豪快さも仕事を進める上では大切だと思います。

そもそもCistreeが位置するPMOという業界は、これからも伸び代が十分にあります。しっかりと技術を身につけられれば、必ず社会で必要とされる人材になれる。そう思っています。

ですから、少しでも興味があればまずは門を叩いてみてほしいです。きっとCistreeの良さが伝わるはずですから。


ーお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。今後の活躍も楽しみにしています!

青木:ありがとうございました!